改めて、『ありがとう』を伝えたい。
突然ですが、僕はこのNotionに、コロナ禍に入った瞬間くらいに出会いました。それからなんとなく使い続け、気がつけば今に至ります。
ただ、本気でNotionと向き合い始めたのはここ3年ほど。高校入学と同時にワークスペースを一から作り直し、それまで使っていた他のアプリからは、ほぼ完全に撤退しました。
今回は、Notionに執拗に執着し続けてきたからこそ感じた「Notionの良さ(そして、ちょっとしたカイゼン案も含めて)」を、改めて言葉にしてみようと思います。

なお、この記事は『Notion Students Japan Advent Calendar 2025』という企画で執筆しております、17日目の記事です。
昨日は、めいさんの『大学生のための「絶対にお金が貯められるMoney管理術」 💰~大学1年間で留学費用を貯めた話~』という記事でした。ぜひ合わせてご覧ください。

改めて感じた、Notionの素晴らしいところ
この3年間、僕の“本体”はNotionにありました。タスク管理からメモまで、個人的なことに関するあらゆる情報をNotionに委ねてきました。
つい先日も、サブスク管理について専用アプリを使っていたのですが、最終的にはNotionに移行しました。そのときの話は別の記事でまとめていますので、もしよければご一読いただけると嬉しいです。

Notionを使い続けてきて、改めて「これはすごい」と感じた点は、大きく分けて3つあります。(細かく数え始めると、きっと途方もない数になります…)
- 完全なマルチプラットフォームであること
- コネクテッドワークスペースであること
- シンプルながら高機能なデータベースであること
ひとつずつお話しさせてください。
完全なマルチプラットフォームであること
高校生活を送るうえで、このポイントに何度助けられたかわかりません。
僕の通っている高校では、いわゆる「貸与iPad」が支給されていました。ただし貸与品ということもあり、さまざまな制限があります。その中でも特に厳しかったのが、App Storeが封じられていることでした。
Notionはもちろん、Notionカレンダーや Notionメールも、アプリとしては使えない状態。カレンダーやメールは Google サービス経由でなんとか代替できたものの、Notion本体だけはSafariからアクセスするしかありませんでした。
ところが――それが、奇跡的に使えたのです。
さらに最近では、iPad版アプリやWeb版に大幅なUIアップデートが入り、使い勝手も大きく向上しました。
iPadを見捨てることなく開発を続けてくれた IvanやSimon、そしてNotionに関わるすべての皆さまに、最大の感謝を伝えたいです。
デバイスや環境を問わず、しっかり使える。この“完全なマルチプラットフォーム”こそが、Notion最大の魅力のひとつだと感じています。
コネクテッドワークスペースであること
かつて、Notionは「オールインワンワークスペース」と呼ばれていましたが、現在は「コネクテッドワークスペース」という表現が使われています。
この言葉こそが、Notion の本質なのかもしれない――そう感じる瞬間が、これまでに何度もありました。
- 【個人】ページ同士をリンクやリレーションでつなぎ、情報をコネクテッドに
- 【共有】公開ボタンひとつで、人とコネクテッドに
- 【個人・共有】Notion を軸に、さまざまな情報を集約し、外部ともコネクテッドに
情報と情報、人と人、個人と共有。そのすべてを自然につないでくれる Notion は、とても頼もしい存在です。
シンプルながら高機能なデータベースであること
「Notion = データベース」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。例に漏れず、僕もその一人です。
この数年で、Notionのデータベースは UI・システムの両面で大きく進化してきました。テーブルビューだけを見ると、ぱっと見は Excel のようですが、その中身はまったく別物です。
直感的でありながら、細かな設定まで行き届いている。この“機能美”こそが、Notion の中核だと感じています。
ここをカイゼンしてほしい!
ここまで、Notion の素晴らしさについて書いてきました。ここからは、使い続けてきたからこそ感じる「ちょっとだけカイゼンしてほしい点」について触れたいと思います。
カイゼンしてほしいことは、たったひとつ。
Notionを、教育市場にも導入してほしい。
少しだけ詳しく書かせてください。
教育市場だけ、導入されていないという現状
Notionには現在、以下の4つのプランがあります。
- フリープラン
- プラスプラン
- ビジネスプラン
- エンタープライズプラン
個人・法人問わず、多くの人に使われている一方で、ひとつだけ大きく導入が進んでいない分野があります。それが「教育現場」です。
Notionを使ってきた立場から見ると、「ここ、教育現場で使えそうなのに。」と感じる場面は本当にたくさんあります。
教育市場において、Notionが活用できそうな場面
高校生活の中で、先生方が授業資料を管理する方法は実に様々でした。
アナログのノートで管理している先生、WordやPowerPointでまとめたものをフォルダ分けして管理している先生……。
そこで、僕は思います。
それ、Notion にまとめませんか?
Notionを使えば、授業資料を一元管理しつつ、必要に応じてページ単位で共有できます。
さらに、Notion AIと連携したり、エージェントを構築すれば、既存の授業資料をベースに、新しい教材を生成することもできそうです。
NotionフォームとAIを組み合わせれば、授業内容に即した小テストを自動生成する、なんてことも夢ではありません。
※あくまで「高校生が勝手に想像している活用案」ですので、その点はご容赦ください。
Notionを、教育市場へ。
Notion の魅力について書いていたはずが、気がつけば教育市場の話にたどり着いていました。
それだけ、Notion には可能性があると感じているのだと思います。
Google が Education 向けの展開をしているように、Notion もまた「Notion for Education」として、教育現場に根付いていく未来があってもいいのではないでしょうか。
そんな期待を込めて、この記事を締めくくります。
次のバトンは、Osukeさんへ。
本記事をお読み頂きありがとうございました!
何かしらのお役に立てれば幸いです。
冒頭にもお伝えさせていただきましたが、本記事は『Notion Students Japan Advent Calendar 2025』という企画の17日目の記事として執筆させていただいております。
明日は、Osukeさんによる『インスタ30日連続投稿の絶望秘話』という記事が公開されます!ぜひ合わせてご一読くださいませ。

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